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年度 2017年度 開講部局 工学部
講義コード K8153040 科目区分 専門教育科目
授業科目名 社会基盤技術と技術者の倫理
授業科目名
(フリガナ)
シャカイキバンギジュツトギジュツシャノリンリ
英文授業科目名 Civil and Environmental Engineering and Engineer's Ethics
担当教員名 土田 孝,鈴川 竜司
担当教員名
(フリガナ)
ツチダ タカシ,スズカワ リュウジ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 火7-8:工109
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心、学生の発表およびディスカッション 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 25 : 土木工学
対象学生 社会基盤環境工学課程3年生
授業のキーワード 社会基盤施設,技術者,倫理,公共事業,環境,国際化 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
本科目は,プログラムの教育目標における(A)教養・視野の広さ,(B)問題発見力,(E)評価力,(F)伝達する能力,に関わる.
 
到達度評価
の評価項目
社会基盤環境工学プログラム
(知識・理解)
・教養・視野の広さ
(総合的な力)
・課題発見力
・評価力
・伝達する能力 
授業の目標・概要等 講義、グループによる倫理問題の分析検討、発表と討論等を通じて、倫理問題に関する理解と具体的な対応力を涵養する.
1.技術と社会の発展を通覧しつつ、技術者の役割と社会的地位を跡付け、技術者の責任と守るべき倫理について概説する.
2.特に、科学技術の役割が重要になっている現代の事例を採り出し、技術者が専門家として所属する企業や公共的組織の中で、人類的な視点から人間と社会の発展に寄与するために必要とされる倫理的責任を明確化し、土木技術者の倫理的規範を参考にして可能な対応方法を学ぶ.
3.倫理的問題事例を整理し、対応策について説明し、合意形成しながら解決にあたる能力を与える.
 
授業計画 第1回 技術者倫理 超入門,技術者倫理の定義および必要性(鈴川) 
第2回 法律と倫理(4階層モデル)(鈴川)
第3回 専門職技術者の概念(および技術士制度)(鈴川)
第4回 技術者倫理の学び方と各種倫理要綱(鈴川)
第5回 ケーススタディ・演習・討論1(鈴川)
第6回 ケーススタディ・演習・討論2(鈴川)

第7回 ケーススタディ・演習・討論3(鈴川)
第8回 個私公集の概念とプロフェッション(鈴川)

第9回 土木学会の倫理規定・社会基盤整備の歴史1(土田)

第10回 社会基盤整備の歴史2(土田)
第11回 社会基盤技術者の倫理問題-環境技術(大橋)

第12回  社会基盤技術者の倫理問題-河川工学(河原)

第13回 社会基盤技術者の倫理問題-構造材料(河合)

第14回 社会基盤技術者の倫理問題-土木計画(藤原)


第15回 技術者倫理に関する練習問題(土田)


試験、レポートをともに実施する 
教科書・参考書等 特にテキストは指定しない.講義に際しては必要な参考資料をプリント配布する. 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,PPT 
予習・復習への
アドバイス
・土木史における偉人の倫理観を考察すること
・倫理的観点から日々報道される社会問題に関心を持つこと.
・よりよい人間関係を実現するために,各自がとるべき行動について考えを深めること
・技術者として反倫理的局面に直面した場合の理想と現実的問題を想定し、取るべき行動、取ってはならない行動について、考察し技術者倫理とはどういうことかを考える。
 
履修上の注意
受講条件等
特別な事情がない限り、4回以上の欠席は受験資格がないものとする 
成績評価の基準等 技術者倫理に関する発表とレポート(50点),期末試験(30点),グループによる分析レポートと発表(20点)の結果により100点満点で総合評価する。60点以上を合格として単位を認める.
評価基準は次の通りとし、60点以上を合格とする.
100-90点:秀
89-80点:優
79-70点:良
69-60点:可
59点以下:不可
 
メッセージ 科学技術の高度化と全地球規模の影響拡大を通じて技術者の倫理問題はきわめて重要になりつつあり、特に社会基盤施設の計画、建設、運用に際しては社会的合意形成が重要で、そのためには技術者に対する倫理的信任が欠かせない。この講義を通じて、倫理問題に関心を持ち、対応力を養うことを期待する. 
その他 社会基盤環境工学分野の卒業生は,国家公務員・地方公務員,地域のインフラストラクチャーを整備管理する公益企業など,地域の住民が安全で快適な生活を営むために必要な公共性の高い職域に多く就職している.これは,国(国土交通省など)や地方自治体が法律によって社会基盤施設の管理主体と定められており、多くの事業が税金によって実施されているからである。したがって、社会基盤に関わる技術者は、高い使命感と倫理感が求められる。本講義によってこのことを考え、学んでもらいたい。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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