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年度 2017年度 開講部局 法学部法学科昼間コース
講義コード F1125141 科目区分 専門教育科目
授業科目名 物権法
授業科目名
(フリガナ)
ブツケンホウ
英文授業科目名 Law of Real Property
担当教員名 堀田 親臣
担当教員名
(フリガナ)
ホッタ チカオミ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 木1-4:法・経B257
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心、講義資料を毎回配布の予定、パワーポイントを使用、板書も適宜行う。
なお、講義レジュメについては、Web上で事前(講義の1週間前には)に利用できるようにする予定。 
単位 4 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 24 : 法学
対象学生 2年生以上
授業のキーワード 物権と債権、物権変動、所有権、占有権、用益物権、担保物権 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(公共政策プログラム)
(ビジネス法務プログラム)
下記の評価項目に関する学習の成果が期待される。
(なお、入学年度によって若干異なることがある) 
到達度評価
の評価項目
ビジネス法務プログラム
(能力・技能)
・法制度の体系的理解にもとづき論理的思考を展開することができる

公共政策プログラム
(能力・技能)
・法制度の体系的理解にもとづき論理的思考を展開することができる

法政総合プログラム
(能力・技能)
・法制度の体系的理解にもとづき論理的思考を展開することができる 
授業の目標・概要等 物権・担保物権の基礎的な構造及び基本原則を理解し、最近の学説・判例の整理
・検討を通じて、実際的・具体的な問題に対応できる一定の能力を養う。 
授業計画 物権法の授業計画(予定)は以下の通りです。
1 導入、物権の意義・種類
2 物権の効力(主として物権的請求権)
3 物権の変動(1)
4 物権の変動(2)-不動産の物権変動1
5 物権の変動(3)-不動産の物権変動2
6 物権の変動(4)-不動産の物権変動3
7 物権の変動(5)-登記の効力、動産の物権変動
8 即時取得、占有権
9 所有権
10 用益物権、担保物権総論
11 約定担保物権(抵当権1)
12 約定担保物権(抵当権2)
13 約定担保物権(抵当権3、質権)
14 法定担保物権(留置権、先取特権)
15 非典型担保

試験は、講義内容と授業時間との関係で、期末試験を1回行う予定。 
教科書・参考書等 教科書:石田剛他『民法Ⅱ物権』(有斐閣)
参考書:潮見佳男他編『民法判例百選1総則・物権[第7版]』(有斐閣)
その他、遠藤浩編『基本法コンメンタール物権[第5版]<新条文対照補訂版>』(日本評論社)など。
 
授業で使用する
メディア・機器等
講義レジュメを中心に、適宜、教科書の参照も授業中に指示する。
説明に際してはレジュメにそって、パワーポイントを用いる。

 
予習・復習への
アドバイス
以下の予習・復習のアドバイスは前記・「授業計画(予定)」に対応させて作成しており、授業の進行具合によっては変更となる可能性もあるので、その点を考慮して参考として下さい。
☆講義レジュメの予習版をBb9に1週間前には掲示しますので、各自、それも参考として下さい。
第1回 講義内容を確認し、「物権とは何か」、「物権法定主義と慣習法上の物権」、「物権と債権の異同」等についてまとめておく。また、次講では、物権の効力につき、物権的請求権を中心に解説を行うので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第2回 講義内容を確認し、物権的請求権の種類、要件、効果(請求内容(費用負担)の問題を含む)についてまとめておく。次講では、物権変動における意思主義(民176条)を中心とした解説を行うので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第3回 講義内容を確認し、物権変動における意思主義と形式主義、物権行為の独自性・無因性、物権変動の時期に関する判例・学説の動向についてまとめておく。次講では、不動産に関する物権変動について解説するので、意思主義と対抗要件主義、不動産登記制度、民176条と民177条の関係、登記を必要とする物権変動につき、配布レジュメ・教科書の該当部分に目を通しておく。

第4回 講義内容を確認し、特に民176条と民177条の関係、登記を必要とする物権変動一般につきまとめておく。次講では、引き続き不動産に関する物権変動を解説するので、取消しと登記、解除と登記、相続と登記につき、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第5回 講義内容を確認し、取消しと登記、解除と登記、相続と登記につき判例の立場と学説についてまとめておく。次講でも、引き続き不動産に関する物権変動を解説するので、取得時効と登記、民177条の意味における第三者の範囲について、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第6回 講義内容を確認し、取得時効と登記に関する判例・学説、民177条の意味における第三者、背信的悪意者排除論についてまとめておく。次講でも、引き続き不動産に関する物権変動を解説するので、登記の効力について、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。なお、講義の後半では、動産に関する物権変動に入ることが予想されるので、民178条についても調べておく。

第7回 講義内容を確認し、登記の公信力と民94条2項の類推適用、中間省略登記、動産の物権変動と対抗要件についてまとめておく。次講では、動産の即時取得、明認方法、混同、所有権の内容、占有権ついて解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第8回 講義内容を確認し、動産の即時取得の要件と効果、盗品・遺失物の特則に関する判例、占有権の諸問題についてまとめておく。次講では、所有権(相隣関係、所有権の取得、共同所有)について解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第9回 講義内容を確認し、相隣関係で問題となる事項、不動産の付合に関する具体的問題、共有をめぐる問題点についてまとめておく。次講では、用益物権について解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第10回 講義内容を確認し、各用益物権の内容についてまとめておく。また、担保物権の効力・性質で出てきた用語の意味を十分に理解しておく。次講では、主として約定担保物権、特に抵当権について解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第11回 講義内容を確認し、抵当権の効力の及ぶ目的物の範囲、抵当権と物上代位、抵当権と利用権についてまとめておく。次講では、引き続き抵当権について解説するので、法定地上権、抵当権侵害に対する効力、抵当権の処分、共同抵当、根抵当につき、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第12回 講義内容を確認し、講義で取り扱った事項につき重要判例を中心としてまとめておく。次講では、抵当権の残りと質権について解説する予定なので、配布レジュメ・教科書等の該当部分等に目を通しておく。

第13回 講義内容を確認し、動産質、不動産質、権利質について簡単にまとめておく。また、質権と抵当権の対比も各自で簡単にしておく。次項では、法定担保物権について開設する予定なので、配布レジュメ・教科書等の該当部分等に目を通しておく。

第14回 講義内容を確認し、留置権の成立要件と効果、先取特権の種類、動産の先取特権と物上代位についてまとめておく。次講では、非典型担保について解説するので、配布レジュメ・教科書の該当部分等に目を通しておく。

第15回 講義内容を確認し、特に譲渡担保をめぐる問題点についてまとめておく 
履修上の注意
受講条件等
最新版の六法を持参することが望ましい(なお、六法自体は必携)。
財産法入門、民法総則を受講していることを前提として講義を進める。
また、物権法の理解を深めるためには債権法の知識も必須となってくるので、同時期に開講される債権法および契約法を受講することが望ましい(受講しない場合、適宜、自習等で必要な知識を補うこと)。
Bb9を使って講義レジュメの準備を各自にお願いしているので、受講生は、可能な限り早い時期に、各自の状況に応じ、Bb9が使えるようにしておいて下さい(講義開始後、1ヶ月くらいの試行期間をおきますが、使わないと慣れませんので、注意すること)。
また、昨年度と同様、今年度も、各回の講義の前提として、「一定程度の予習(講義レジュメ予習版を参照(Bb9に掲示))」を求めますので、その点に注意すること。
 
成績評価の基準等 期末試験により評価する予定。
なお、成績評価の詳細については、第1回の授業で改めて説明するので、各自その説明を聞くようにしてください。 
メッセージ この講義では、レジュメを非常に多数用いる予定です(講義を通じて重要な問題等の情報提供を予定)。また、講義ではパワーポイント等を活用し、限られた時間で要領よく授業を進めることを目指しています。履修にあたっては、上記のことに留意して下さい。
 
その他 繰り返しになりますが、各回の講義の前提として、「一定程度の予習」を事実上求めますので、受講に際しては、その点に留意下さい。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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