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年度 2017年度 開講部局 法学部法学科昼間コース
講義コード F1075153 科目区分 専門教育科目
授業科目名 刑事訴訟法
授業科目名
(フリガナ)
ケイジソショウホウ
英文授業科目名 Criminal Procedure Law
担当教員名 河辺 幸雄
担当教員名
(フリガナ)
カワベ ユキオ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金5-8:法・経B257
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 24 : 法学
対象学生 3年次生以上
授業のキーワード 実体的真実主義,デュープロセス,当事者主義,職権主義,糺問主義,令状主義,無罪推定原則,起訴便宜主義等 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
ビジネス法務プログラム
(能力・技能)
・法制度の体系的理解にもとづき論理的思考を展開することができる

公共政策プログラム
(能力・技能)
・法制度の体系的理解にもとづき論理的思考を展開することができる

法政総合プログラム
(能力・技能)
・法制度の体系的理解にもとづき論理的思考を展開することができる 
授業の目標・概要等 被害者の訴訟参加や賠償命令制度、更には裁判員制度の導入を迎え、現在の刑事裁判は大きな曲がり角にさしかかっている。現在、法曹養成のための実務的教育はロースクールによってその基本が担われる関係から、学部教育における刑事訴訟法は、骨太な刑事訴訟構造の把握と原理原則の正確な理解を追究する方向にその重心をシフトすることとなった。本講義では、具体的事例を中心に刑事訴訟の基本構造を概説するが、従来のレベルを落とすことなく、簡潔且つ明瞭な解説を行いながら密度の濃い内容を提供する。未知の問題にも、原理原則に立ち返り、自ら正解を導出できる力の涵養を図りたい。 
授業計画 第1回 刑事訴訟法の目的と構造 刑事訴訟法の意義、目的、実体的真実主義、刑事訴訟法の最終目標、迅速な裁判、刑事訴訟法の構造等について考察する。
第2回 刑事訴訟の関与者 裁判所と裁判官、検察官、警察官、被疑者・被告人、弁護人、被害者、について考察する。
第3回 捜査総説 捜査の意義、構造、原則、特殊な捜査方法について考察する。
第4回 捜査の端緒と証拠の収集 捜査の端緒、物的証拠の収集、被疑者・参考人の取り調べ、について考察する。
第5回 身柄の確保と防御権 逮捕の種類、別件逮捕、勾留、逮捕・勾留一回性の原則、接見交通権、証拠保全請求権、について考察する。
第6回 公訴 公訴についての諸原則、公訴提起の手続、訴訟条件、公訴時効、について考察する。
第7回 公判準備段階の手続きと公判手続 公判総説、公判準備段階の手続、公判手続、裁判員制度、について考察する。
第8回 審判の対象と訴因 審判の対象、訴因変更の要否、公訴事実の同一性、訴因変更命令、について考察する。
第9回 証拠法総説 証拠の意義と種類、許容性、証拠裁判主義、自由心証主義、挙証責任と推定、について考察する。
第10回 違法収集証拠排除法則 総説、実質的根拠、排除基準、毒樹の果実の理論、例外理論、について考察する。
第11回 自白法則 自白と自白法則、証拠能力、証明力、共犯者の自白の証明力、について考察する。
第12回 伝聞法則 意義と根拠、伝聞と非伝聞、について考察する。
第13回 伝聞法則の例外と関連諸問題 総説、被告人以外の者の供述代用書面、b位でおリンクによる証人尋問調書、被告人の供述代用書面、特信文書、伝聞証言、任意性調査、「同意」について、合意書面、証明力を争うための証拠、再伝聞、について考察する。
第14回 裁判の種類・成立・確定。効力と執行 種類、有罪判決、無罪判決、裁判の成立、裁判の確定と効力、一事不再理効と二重の基準、裁判の執行、について考察する。
第15回 上訴と非常救済手続 上訴一般、控訴、上告、再審、非常上告等について考察する。
試験について説明する。

期末試験を実施する。

担当は河辺幸雄講師。 
教科書・参考書等 教科書:渡辺直行著『入門刑事訴訟法〔第2版〕』(成文堂、2013)
参考書:別冊ジュリスト『刑事訴訟法判例百選』(有斐閣)
   :田口守一他『確認刑事訴訟法用語250』(成文堂、2009) 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,配付資料, 
予習・復習への
アドバイス
第1回 刑事訴訟法の目的と構造 刑事訴訟法の意義、目的、実体的真実主義、刑事訴訟法の最終目標、迅速な裁判、刑事訴訟法の構造等について予習復習する。
第2回 刑事訴訟の関与者 裁判所と裁判官、検察官、警察官、被疑者・被告人、弁護人、被害者、について予習復習する。
第3回 捜査総説 捜査の意義、構造、原則、特殊な捜査方法について予習復習する。
第4回 捜査の端緒と証拠の収集 捜査の端緒、物的証拠の収集、被疑者・参考人の取り調べ、について予習復習する。
第5回 身柄の確保と防御権 逮捕の種類、別件逮捕、勾留、逮捕・勾留一回性の原則、接見交通権、証拠保全請求権、について予習復習する。
第6回 公訴 公訴についての諸原則、公訴提起の手続、訴訟条件、公訴時効、について予習復習する。
第7回 公判準備段階の手続きと公判手続 公判総説、公判準備段階の手続、公判手続、裁判員制度、について予習復習する。 
履修上の注意
受講条件等
刑事法原論を履修済みであることを要する。また、刑法I・II(総論・各論)を受講済みであることが望まれる。 
成績評価の基準等 期末試験で成績評価を行う。
「知識・理解」と「知的能力・技能」を期末試験(100%)で評価する。
 
メッセージ 講義をすべて聴き終わった後に、細かい点は忘れたとしても、大きな構造やここは外せないという点が頭に残るような授業を目指したいと思っています。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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